品質保証
自動テスト導入で生産性向上に貢献

品質保証部 品質保証グループ
2019年12月1日入社
S.Y

「愛着が持てる自社システムの品質保証をしたい」――。そう思いリバスタに入社したSさん。自社システムを扱う立場になってからは、自動テストの実施を提案するなど、会社の生産性向上に貢献してきたといいます。ここでは、そんなSさんから、実際の業務で感じたことや今後の目標について語ってもらいました。

私はもともと、第三者検証を行う会社に勤めていました。ですが、そのときは取り扱っているシステムがお客様のものなのでどうしても愛着が湧かなくて……。それで、自社システムの品質保証ができる会社を探していたところ、特化したサービスを持つリバスタに出会いました。

前職では、自分の努力がシステムの売り上げや拡大につながらないところにフラストレーションを感じていました。しかし、今はそうしたことはありません。リリースする前にシステムの不具合を見つけ、使い勝手の良いサービスとしてお客様にリリースできると、「自分が会社の役に立っている」と感じることができます。

私の業務は、サービスを新しくリリースするためにテストを行い、品質保証をすることです。ここでは、どれぐらいのテストをしたら効果的であったか、どういうレスポンスが返ってきたかを数字にします。なので、以前よりも「数字」にこだわるようになりましたね。

また成果を出すために「何をすべきか」や、「どう動くべきか」を考えて効率的に動けるようにもなりました。悪い数字が出たら改善点を考え、良い数字が出たらもっと良くなる方法を考える。このように、数字をもとに分析することで今後の事業展開に反映できるようにしています。

入社して最初に思ったのは、チームワークの良い会社だということです。各部の連携がしっかりしているので、いろいろなチームを巻き込んで作業できるんです。

実は、リリースしたサービスに不具合が発生して、お客様からお問合せが頻発したことがありました。修正が必要な際は、スピード感と品質の担保両方が必要になるので、そのときは私だけではなくチームとしても会社としてもかなり焦ってリリースしました。ここを何とか乗り越えられたのは、チームワークの良さと今まで十数年サービスをリリースしてきた安定感があったからだと考えています。

実際にイーリバースドットコムで働いてみた印象はどうでしょう。

ゼネコンで売り上げトップを誇る100社のうち、9割以上が当社のサービスを導入してくれています。そのため、私たちの会社に大量のデータが蓄積されており、私はそのデータを会社の財産であり宝だと認識しています。

例えば、当社のサービスにはお客様がどこで廃棄物を運搬したか、処分したかなどもデータとして蓄積されています。今後、残土の問題やCO2の排出量に関するサービスも展開して行く予定があるので、こうしたデータがあれば新しいシステムやサービスの提供に役立てられるはずです。このように、蓄積したデータを新しいシステムの開発や事業展開をしていくうえで活かしていける点は、この会社の良いところではないでしょうか。

個人的には、若さが足りないかなと思います。やはり若い人がいたほうが新しい発想や意見をズバズバ言ってくれるので、ベテラン社員にとっても刺激になるんですよね。今は新卒採用も積極的に進めているので、若い世代が社内に多くなることを期待しています。

個人的な意見になりますが、若い方はクリエイティブな発想に富んでいるとも思います。画面の使い方やデザイン等、若い方のアイデアのほうが刺さったりするので、その点で活躍してもらえれば嬉しいです。

私は、プロダクトを開発するうえで自動テストを多く採用していきたいと思っているのですが、その自動テストの中で不具合を未然に検出でき、開発チームからねぎらいの言葉をもらえたときは非常に嬉しかったです。品質が悪いままでリリースすると誰もハッピーにならないので、自動テストのシナリオを増やして品質の良いプロダクトを今後もスピード感を持ってリリースしていきたいと思います。

実際にイーリバースドットコムで働いてみた印象はどうでしょう。

システムの品質を保ち、開発、テスト、リリースのサイクルを回せるよう、自動テストのシナリオを増やすことです。シナリオが増えれば、人の手を使ったら何時間もかかるような膨大なテストを、ツールボタンを押すだけで完了できます。
また会社のミッションを踏まえながら建設現場の現状も変えていきたいと思います。現場の方々の労働時間の多さは建設業界における大きな課題なので、そこを改善するシステムを作りたいです。当社の場合、産業廃棄物のトレーサビリティという点で、現場改善に貢献できるのではと思います。

トレーサビリティとは、簡単に言えば調達から生産、廃棄までを追跡できる状態にすることです。当社の事業に照らし合わせれば、産業廃棄物がどこで排出・運搬・処分されるのかを明らかにすることを指します。さらにその過程を紙ではなくデジタルで管理することによって、お客様の作業の効率化につなげられればと思います。

当社は、社員一人ひとりに大きな裁量が与えられている会社です。実は、私が目標に掲げているシステムの自動テストも私が提案したものでした。「自動テストを活用すれば生産性が上がるうえ、マンパワーを必要以上に割かずに済む」と提案した結果、採用となったのです。ほかにも、中途の入社の方が前職で使っていたツールやシステムなどを当社で使ってみて、生産性向上につながったこともあります。

このように、当社では社員の意見に耳を傾けてくれる環境があります。だから、自分の意見も通りやすい。自分のやりたいことにチャレンジしたい方と、ぜひ一緒に働きたいです。

※インタビュー内容は取材時点のものです。

新しい創造を。

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