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2022年9月29日

リバスタ、LCA活用推進コンソーシアム加入のお知らせ

 株式会社リバスタ (東京都江東区、代表取締役 高橋 巧、以下 当社)は、このたび国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下 産総研)のエネルギー・環境領域安全科学研究部門が運営する「LCA活用推進コンソーシアム」(以下 LCAPC)へ加入した事をお知らせします。

 今後も建設現場のCO₂排出量の見える化や算定を支援するサービスの開発を進め、カーボンニュートラルの実現に向けた脱炭素イノベーションの普及および持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 

背景

 パリ協定に基づいた2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、建設業では建設現場で発生するCO₂排出量の削減が求められており、適切なCO₂排出量の把握が必要です。この課題を解決するため、当社では建設現場で発生するCO₂排出量の見える化や、算定を支援するサービスの開発を進めています。

 昨今、建設時のCO₂排出量算出のため、大手デベロッパーが「建物のLCA指針」によりマニュアルを策定するなど、建物のライフサイクルにおける環境負荷を定量的に評価する方法が注目されています。LCAPCは、カーボンニュートラルを実現するため、事業者への脱炭素イノベーションの導入や普及が不可欠と考え、ライフサイクルやバリューチェーンを考慮した温暖化ガス(GHG)排出量の見える化に取り組んでいます。当社はこの取り組みに賛同すると共に、建築物のライフサイクル「調達、施工、運用、修繕、解体」に係るCO₂排出量や削減効果の算定を展開することも計画するため、LCAPCに加入しました。

 当社では、今後もCO₂排出量の見える化や算定を支援するサービスの開発を進めることで、カーボンニュートラルの実現に向けた脱炭素イノベーションの普及および持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 

カーボンニュートラルに向けたリバスタの取り組み

 当社では、建設現場から発生する産業廃棄物の運搬に関わるCO₂排出量が算定可能な「産廃CO₂サービス」を2022年6月にリリースしています。

 また、建設現場で発生するCO₂排出量を、網羅的に管理可能なプラットフォームの開発に着手しています。このサービスは2022年秋頃にリリース予定です。

・産廃CO₂サービスURL:https://www.e-reverse.com/option/co2/

 

LCA活用推進コンソーシアムについて

 LCA活用推進コンソーシアムは、ライフサイクル及びバリューチェーンを考慮した環境負荷評価手法(LCA)に関して、産総研が有する技術および知見並びに議論の場を提供することにより、産業界をはじめとするステークホルダーが持続可能な社会の実現に向けた環境負荷削減に貢献するための仕組みを作ることを目的とした団体です。

・URL:https://riss.aist.go.jp/lca-consortium/
 

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